旧安倍派の裏金問題で、会計責任者の参考人招致が賛成多数で議決され、会計責任者だった松本淳一郎さんに注目が集まっています。
安倍派「清和政策研究会」の会計責任者である松本淳一郎さんの、NTTでのキャリアを経て、政治の世界に足を踏み入れることになった経緯や、その実力を裏付ける学歴について詳しく見ていきましょう。
この記事でわかること
- 松本淳一郎の経歴
- 松本淳一郎の学歴
- 松本淳一郎のプロフィール
松本淳一郎の経歴は元NTT出身で世耕弘成の紹介で政界に
松本淳一郎さんの経歴はこちらです。
<松本淳一郎の経歴>
- 1995年3月〜1997年10月:NTT帯広支店長
- 2011年8月まで:NTTクオリス常務取締役を経て、NTTコムウェア常任監査役
- 2012年:21テレコム会議代表理事
- 2017年:日本会議杉並支部長
- 2019年:政治団体「清和政策研究会」事務局長、会計責任者に就任
サラリーマン時代(1970年代~)
松本淳一郎さんは、通信業界の最大手NTTで長年にわたりキャリアを築いてきました。
1995年からはNTT帯広支店長として北海道の通信インフラ整備に携わり、地域の発展に貢献。
その後、NTTグループ企業で要職を歴任し、NTTクオリスでは常務取締役として経営手腕を発揮します。
2011年までNTTコムウェアの常任監査役を務めた後、通信業界の業界団体である21テレコム会議(現・21ICT協議会)の代表理事に就任。
政治活動(2017年~)
松本淳一郎さんは、2017年には日本会議杉並支部長に就任。
本格的に政治活動への関与を深めていきます。
そして2019年、世耕弘成元経済産業大臣の紹介により、安倍派「清和政策研究会」の事務局長および会計責任者という重要な役職に就くことになります。
2019年に会計責任者だった畠山三男さんが高齢を理由に退任したための人事でした。
安倍派の政治資金問題で、唯一起訴された
2024年5月10日のNHKの報道によると、松本淳一郎さんは2023年末から話題となった自民党安倍派の政治資金問題(裏金問題)で、会計責任者として、唯一起訴された人物です。
安倍派「清和政策研究会」の会計責任者、松本淳一郎被告(76)は、民間企業の出身で、世耕・元経済産業大臣の紹介を経て、2019年2月に安倍派「清和政策研究会」の会計責任者に就任し、事務局長も兼任しました。
安倍派の派閥側としては唯一立件され、2022年8月、当時の派閥幹部が集まって所属議員へのキックバックの取り扱いを協議した会合にも参加していたとされています。
裏金問題にかかわっていた議員は40人以上に上るのに、起訴されたのは松本淳一郎さんだけだったため、ネット上では「トカゲのしっぽ切り」と噂されています。
中居正広やら安倍派の会計責任者の松本淳一郎やらを切腹させることで、トカゲの尻尾切りで騒動の幕引きを図るというのが、いまだに抜けない日本社会の抱える悪弊と思う。
引用:Xより(2025.1.23)
安倍派・柴山氏「還流不記載は14年ごろ派閥から指示」
安倍派の会計責任者は在宅起訴され、他の派閥の会計責任者も含め、計8人が立件されている。会計責任者のせいにしておけば安全ということか。自民党にはトカゲの尻尾は大量にあるんだね。引用:Xより(2024.12.18)
松本淳一郎の学歴は偏差値70の早稲田大学政治経済学部卒
松本淳一郎さんの学歴を調べたところ、出身大学は名門・早稲田大学政治経済学部のといわれていることがわかりました。
<早稲田大学>
所在地:〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1丁目6−1
偏差値:70(政治経済学部)
早稲田大学出身の東京都杉並区在住者が集う『杉並稲門会』に、松本淳一郎さんの名前が確認できました。
早稲田大学政治経済学部は偏差値70前後を誇る難関学部。
そして、多くの政財界人を輩出してきた実績があります。
<早稲田大学政治経済学部出身の著名人>
- 野田 佳彦(第95代内閣総理大臣)
- 福田 康夫(第91代内閣総理大臣)
- 橋下 徹(元政治家、弁護士、タレント)
- 世耕 弘成(衆議院議員)
- 柳井 正(ファーストリテイリング代表取締役)
松本淳一郎さんは大学では理論と実践の両面から政治経済を学び、後の実務キャリアの基礎を築いたと考えられます。
早稲田大学政治経済学部での学びは、後にNTTでの経営幹部としての活動や、政界での役割を果たす上で大きな資産となったことでしょう。
松本淳一郎のプロフィール
松本淳一郎さんのプロフィール情報はこちらです。
名前 | 松本淳一郎(まつもとじゅんいちろう) |
生年月日 | 1947年(76歳) |
出身 | 北海道? |
学歴 | 早稲田大学政治経済学部 |
肩書 | 安倍派「清和政策研究会」事務局長・会計責任者 とかち観光大使 |
松本淳一郎さんは1947年生まれの76歳。
おそらく経歴から推測すると、ご出身は北海道。
NTTを経て政治活動を始め、2017年時点での情報では、とかち観光大使も務めています。
【まとめ】松本淳一郎の経歴はNTTを経て政治の道に!学歴は早稲田政経学部卒のエリート
今回は「松本淳一郎の経歴はNTTを経て政治の道に!学歴は早稲田政経学部卒のエリート」と題してお送りしました。
<この記事でわかったこと>
<松本淳一郎の経歴>
- 1995年3月〜1997年10月:NTT帯広支店長
- 2011年8月まで:NTTクオリス常務取締役を経て、NTTコムウェア常任監査役
- 2012年:21テレコム会議代表理事
- 2017年:日本会議杉並支部長
- 2019年:政治団体「清和政策研究会」事務局長、会計責任者に就任
<松本淳一郎の学歴>
早稲田大学政治経済学部卒(偏差値)70
松本淳一郎さんのキャリアは、民間企業での実務経験から政治の世界へと展開していく興味深い軌跡を描いています。
NTTという日本を代表する企業での経験と、早稲田大学で培った知識を基盤に、政界でも重要な役割を担うことになった点が特徴的です。
経営幹部としての経験と政治経済への深い造詣を持つ松本氏の活動は、ビジネスと政治の接点における重要な事例として、今後も注目され続けることでしょう。