トランプ大統領のもと、アメリカ副大統領に就任したバンス副大統領。
39歳の若さで副大統領となったバンス副大統領は、これまでどんな経歴や学歴を辿ってきたのかが気になりますね!
調べたところ、バンス副大統領の過去の生い立ちが壮絶過ぎてやばかった…⁈
この記事ではこんなことがわかります
- バンス副大統領のプロフィール
- バンス副大統領の生い立ち
- バンス副大統領の経歴
- バンス副大統領の学歴
バンス副大統領のプロフィール
バンス副大統領のプロフィール情報はこちらです。
名前 | ジェームズ・デイビッド・バンス(James David Vance) |
生年月日 | 1984年8月2日(40歳) |
出身 | オハイオ州ミドルタウン |
学歴 | 公立ミドルタウン高校 オハイオ州立大学 イェール法科大学院 |
職業 | アメリカ合衆国副大統領 |
前職 | 弁護士、投資家、作家 上院議員 1期目(オハイオ州第3部より選出) |
身長 | 190cmくらい |
アメリカ副大統領となったバンス副大統領は、オハイオ州ミドルタウンの出身の40歳です。
バンス副大統領の「身長」がかなり検索されていたので調べたところ、公式な情報は見つかっていませんが、身長190cmのトランプ大統領と並ぶとほぼ一緒の身長であることがわかります。
そのため、バンス副大統領の身長は190cmくらいあると推測します。
バンス副大統領は2022年のアメリカ中間選挙で、1952年以来の最年少初当選議員としてとても話題に!
もちろん推薦人はトランプ大統領です!
バンス副大統領の生い立ちが壮絶
産経新聞が2024年7月16日に報じた内容によるとバンス副大統領は白人貧困家庭の出身で、母親が薬物乱用者でした。
そのため、バンス副大統領は幼い頃から主に祖父母のもとで育てられます。
バンス氏自身、ラストベルトに位置するオハイオ州の貧しい白人家庭で育った。母親は薬物中毒で交際相手を頻繁に変えていた。バンス氏は主に祖母に育てられるなど、家庭環境には恵まれなかった。
幼い頃のバンス副大統領
出生:さびれた工業地帯の町に生まれる
バンス副大統領は「ラストベルト(さびれた工業地帯)」と呼ばれる、オハイオ州ミドルタウンに、父親のドナルド・ボウマン、母親のベヴ・ヴァンスの息子として生まれます。
バンス副大統領の出生名はジェームズ・ドナルド・ボウマンでした。
バンス副大統領の父親と母親は、バンス副大統領が幼い頃に離婚。
バンス副大統領は5歳年上の姉とともに母親に引き取られ、母親は看護師として働きながら子供を育てました。
ただ、実はバンス副大統領の母親は薬物常習者の問題を抱えていて、情緒不安定なためか子供たちに対して虐待を繰り返していたんだとか。

バンス副大統領の母親は結婚と離婚を繰り返し、父親が変わるたびにバンス副大統領は住む場所を転々とする生活を送りました。
幼少期:主に祖父母の元で育つ
バンス副大統領は壮絶な家庭環境に置かれていたため、主に祖父母のもとで育ちました。
口が悪いけど正義感が強くて賢い祖母は、バンス副大統領に安心できる生活環境を整え、勉強することの大切さや働くことの大切さを教えてくれました。
バンス副大統領を育てたのは祖母のボニー・バンス(Bonnie Vance)さんです。
こうした過去の経験から、バンス副大統領は「自分の本当の故郷は、祖父母の家があるアラパチア山脈にある田舎町のケンタッキー州ジャクソンだ」と話しています。
バンス副大統領は出生時の姓が「ボウマン(Bowman)」、その後に母親の3番目の夫の姓「ハーメル(Hamel)」となりますが、最終的には祖父母の姓「バンス(Vance)」の姓を名乗ることとなります。
生い立ちの自伝「ヒルビリー・エレジー」
バンス副大統領はイェール大学在学時、指導教授だったエイミー・チュア氏に「自伝を書いたらどうか」と勧められます。
そして、2016年に自伝『ヒルビリー エレジー』を出版。
バンス副大統領の自伝は2016・2017年のニューヨークタイムズのベストセラーリストに掲載され、2020年にドラマ映画『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』として公開されました。
〈『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』のあらすじ〉
名門イェール大学に通う青年は、憧れの職につく直前で故郷に戻ることになる。アパラチア山脈の田舎町で彼を待ち受けていたのは、薬物依存症に苦しむ母親の世話だった。幼かった頃のつらい記憶に苦しむ彼は、育ての親だった快活な祖母との思い出に支えられながら、再び家族と向き合っていく。
バンス副大統領の学歴はイェール法科大学院卒の秀才!
バンス副大統領の学歴はこちらです。
<バンス上院議員の学歴>
- 高校:公立ミドルタウン高校
- 大学:オハイオ州立大学
- 大学院:イェール法科大学院
高校:公立ミドルタウン高校
バンス副大統領の出身高校は公立ミドルタウン高校です。
〈公立ミドルタウン高校〉
住所:601 N Breiel Blvd, Middletown, OH 45042 アメリカ合衆国
バンス副大統領は公立ミドルタウン高校を卒業後、アメリカ海兵隊に入隊します。
大学:オハイオ州立大学
バンス副大統領は海兵隊除隊後、オハイオ州立大学に進学します。
〈オハイオ州立大学〉
- 住所:281 W Lane Ave, Columbus, OH 43210 アメリカ合衆国
- 全米大学ランキング(2023):49位
- 世界大学ランキング(2022):85位
バンス副大統領の出身大学のオハイオ州立大学は、日本の大学でいえば京都大学、九州大学、北海道大学などと同レベルとみられている大学です。
バンス副大統領は海兵隊除隊後、奨学金を受けてオハイオ州立大学に進学します。
大学在学中には共和党のオハイオ州上院議員のボブ・シューラ―氏のもとで働き、2009年に政治学と哲学の分野で優秀な成績をおさめて卒業しました。
大学院:イェール法科大学院
オハイオ州立大学卒業後、バンス副大統領はイェール大学のロースクール(法科大学院)に進学します。
〈イェール大学法科大学院〉
- 住所:127 Wall St, New Haven, CT 06511 アメリカ合衆国
- アメリカ法科大学院ランキング:1位
- 創立:1701年
バンス副大統領が進学したイエール大学は「世界最高峰の大学」といわれています。
これまでに5人の大統領、19人の米国最高裁判所判事、49人以上のノーベル賞受賞者、500人以上の米国議会議員を輩出している超名門校です。



イエール大学法科大学院はアメリカ国内ではNo.1の法科大学院と言われているので、ここを卒業しているバンス副大統領は相当優秀な人物であることがわかりますね!
バンス副大統領はイエール大学法科大学院在学時、ロー・ジャーナルの編集者も務めていました。
バンス副大統領は2013年に法学博士号を取得し、イェール法科大学院を卒業します。
バンス副大統領の経歴は元海兵隊出身の弁護士兼投資家!
バンス副大統領の経歴はこちらです。
<バンス副大統領の経歴>
- 2003年:高校卒業後にアメリカ海兵隊に入隊。7年間海兵隊員として従事。
- 2007年:海兵隊除隊。大学へと進学。
- 2013年:イエール大学法科大学院卒業後、法律事務所で勤務。ベンチャー投資家としても活動。
- 2016年
:自伝『ヒルビリー エレジー』出版
:12月、オハイオ州に引っ越してNPO「Our Ohio Renewal」を設立 - 2020年:オハイオ州シンシナティに本社を置く「Narya Capital」の資金調達で9,300万ドル(約147億円)を調達することに成功。
- 2022年:暗号資産支持派としてアメリカ中間選挙に出馬。トランプ大統領の支持を受けてオハイオ州上院議員に当選。
海兵隊時代
バンス副大統領は高校卒業後、従弟のレイチェルさんの勧めでアメリカ海兵隊に入隊します。
海兵隊時代のバンス副大統領
従弟のレイチェルさんと祖母
7年間アメリカ海兵隊に従事し、2005年には6ヵ月間イラクに派遣された経歴も持ちます。



イラク派遣から帰還後は、チェリーポイント基地のメディア担当広報係将校を務めました。
2010年に海兵隊除隊後、バンス副大統領は大学へと進学します。
弁護士・ベンチャー投資家時代
2013年にイエール大学法科大学院卒業後、バンス副大統領は弁護士として法律事務所に勤務。
地方裁判所の判事にも従事しました。
その後、バンス副大統領はベンチャーキャピタリスト(投資家)としても活動。
ベンチャーキャピタリストとしてピーター・ティールが所有するベンチャーキャピタル会社『Mithril Capital Management, LLC』(カリフォルニア州)で社長を務めました。
政治活動家・上院議員時代
2016年頃にバンス副大統領は故郷・オハイオ州に引っ越して、NPO「Our Ohio Renewal」を設立して政治への道を志す準備を始めます。
バンス上院議員は「ラストベルト」と言われる工業地帯に広がる薬物依存問題への対策に取り掛かります。



そして2022年、バンス副大統領はアメリカ中間選挙にオハイオ州から上院選に名乗りを上げます。
バンス副大統領は元々は反トランプ派だったものの、トランプ大統領の支持を得たことでトランプジュニアとして予備選で共和党候補に。
そしてアメリカ中間選挙では、民主党候補のティム・J・ライアンを打ち破り、オハイオ州選出の上院議員となりました。
【まとめ】バンス副大統領の経歴は元海兵隊の弁護士!生い立ちが壮絶過ぎてやばい!
今回は「バンス副大統領の経歴は元海兵隊の弁護士!生い立ちが壮絶過ぎてやばい!」と題してお送りしました。
<この記事でわかったこと>
- 生い立ち:幼少期に両親が離婚。薬物依存の母親に引き取られ、養育は主に祖父母が行っていた。
- バンス上院議員の学歴
高校:公立ミドルタウン高校
大学:オハイオ州立大学
大学院:イェール法科大学院 - バンス上院議員の経歴は、元海兵隊の弁護士でベンチャーキャピタリスト
幼少期に壮絶な生い立ちを経験しているバンス副大統領。
トランプ大統領と共に、国民の気持ちがとても良くわかる若きリーダーになってくれそうですね!
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